ドジャースと同じナ・リーグ西地区でぶっちぎりの最下位に沈むロッキーズが大健闘している。

 4日(日本時間5日)に敵地で行われたマーリンズ戦に3―2で逃げ切り、今季最長の3連勝。シーズン成績を12勝50敗とし、勝率1割9分4厘とついに2割も見えてきた。とはいえ、4位のダイヤモンドバックスまで18・5ゲーム差と絶望的だ。

 しかし、米報道によると、これだけチームが低迷しながら集客面では奮闘しているという。1試合平均の観客動員数1位はドジャースで「5万539人」。ホーム球場の構造上の違いなどもあるにせよ、5万人超えは全30球団で唯一だ。そしてロッキーズは「2万7621人」でナ・リーグ10位。11位以下はブルワーズ(2万7406人)、ナショナルズ(2万6153人)、レッズ(2万3920人)、パイレーツ(1万7079人)と続き、最低はロッキーズに3連敗を喫したマーリンズの「1万1812人」となっている。

 米メディア「FANSIDED」はまずは試合結果に対して「ロッキーズが信じられない快挙を成し遂げた。マーリンズをスイープし、シーズン12勝目を挙げた。数日前には考えられなかったことだ」「確かにロッキーズはまだ軌道に乗っていない。マーリンズがひどいだけだ。しかし、ロッキーズにとっては転機となる。史上最悪のチームではなく、弱いチームとしてシーズンを終えられれば大きな勝利だ」と独特な言い回しで持ち上げた。

 連勝しただけで妙な騒ぎようだが、勝率2割にも満たないペースで黒星を量産しながら、動員数がメジャー最低にならないことは奇跡的ともいえる。同メディアは「ロッキーズファンは、これだけ悪夢のようなシーズンを送りながらチームを応援した功績を大いに称賛されるべきだ。ファンの献身と忍耐力の証し。ホームゲームを観戦して少なくとも野球でいい思いをした人はほとんどいない。この数字は彼らの並外れた献身を物語っている」。チームよりも我慢強く球場に足を運んできたファンの熱心さをたたえた。

「美しい球場であることも追い風」とも記したが、ファンにとって最高の喜びはチームの勝利。借金38と厳しい状況にはあるが、一つでも多く白星を重ねて恩返ししたいところだ。