元プロ野球選手の井川慶氏が1日配信のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演した。

 井川氏は阪神タイガースでエースとして活躍。2006年シーズン終了後にポスティングシステムによる大リーグ移籍が認められ、移籍金30億円、契約金20億円でニューヨークヤンキースに移籍した。

 しかし初登板は5回7失点で大炎上。開幕して1か月でマイナーリーグに降格しメジャー1年目は2勝3敗だった。2年目は開幕マイナースタートとなり、7月にはメジャー契約を解除された。

 マイナーでは好投していたが、GMから「井川は下投げで投げろ。上投げでは通用しない。下投げにしないならメジャーには上げない」と通告されたという。マイナーリーグで球団最多記録となる通算33勝を記録したがメジャーに上がることはなかった。

 井川氏は「監督、コーチは選手寄りなんですけど、GMが全部コントロールする。GMが野球の経験がそこまでない。ゲーム感覚ですよね。選手を数値化して(一軍、二軍の)上げ下げをやっている状態」と説明した。

 井川氏が移籍に際して後悔していることがあるという。「自分という選手を分かりやすく伝えてくれるトレーナーを連れていけばよかった」と語った。「自分のピッチングの特徴も知らない状態で行ってるので。球団も分らなかったので、結果が出ないと(球団も)使いづらいというのがありましたよね」と振り返った。

 井川氏は「メジャーで活躍できなかったけどマイナーで投げる機会を与えてくれた。環境的にもみんな協力してくれたのでいい球団だなと思います」と感謝を述べ「結果が出なかったのは自分の実力。逆に申し訳ないなと思っています」と謝罪した。