一難去ってまた一難か――。歴史的な低迷にあえぐメッツのカルロス・メンドーサ監督(46)が指揮官として続投する方針という。
デビッド・スターンズ編成本部長が1日(日本時間2日)までにMLB公式サイトに「監督の問題とは考えていない。監督交代の予定もない」と明言した。チームは3、4月を終えて10勝21敗とナ・リーグ東地区の最下位に低迷。MLB球団屈指の資金力を武器にスター選手をそろえているが、チームの成績には反映されていない。
スターンズ編成本部長はソトやリンドアら主力に負傷者が相次いだアクシデントも踏まえ、メンドーサ監督の責任を追及する考えはないという。また、大富豪オーナーのスティーブ・コーエン氏とも監督を交代させる協議をしたこともないと伝えられている。
しかし、予断は許さないようだ。米全国紙「USA TODAY」(電子版)はこの日、すべての額面通りに受け取ることは危険だと報じた。というのも、状況によって球団上層部の判断も変わるからだ。同紙は先月末に解任されたフィリーズのロブ・トムソン前監督(62)を引き合いに「経営陣による恐ろしい『信任投票』はしばしば監督の死刑宣告となってきた」とし、今回のスターンズ編成本部長の言葉も「メンドーサ監督にとって多少の慰めにはなるだろう」と話半分に受け止め「トムソン氏の解任は、実際にはそれが大した意味を持たないことを改めて思い知らせるものだ」と伝えた。
結局はチームが成績を上げないことにはメンドーサ監督の〝去就問題〟はくすぶり続けることになりそうだ。












