ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地ロサンゼルスでのメッツ戦に1―6で完敗。4連戦は1勝2敗となり、勝ち越しの可能性は消滅した。

 大谷翔平投手は4打数2安打を記録したが、チームとしては初回にアロンソの2ランなどで3点を先制され、8回には再びアロンソに3ランを浴びて万事休した。打線は6点ビハインドの9回にパヘスの12号ソロで1点を返すのがやっと。8回まで1点も挙げられず、ファンにとってはもどかしい展開を強いられた。

 あまりにも退屈だったのか、観戦に訪れていた観客の一人が文字通り大暴走した。アロンソにこの日2発目の一発を浴びた後、左翼線付近のスタンドから上半身裸のファンがグラウンド内に侵入。中堅方向へ猛ダッシュし始めると、背後から猛追してくる3人の警備員を巻こうとフェンス際に進路変更。そのままフェンス沿いに左翼ポール際へ走り続けたが、追いつかれた警備員に触れられてバランスを崩すと、派手にずっこけて御用となった。最終的に少なくとも9人の警備員が駆けつける事態となり、場内は一時騒然となった。

大暴走するファン(ロイター)
大暴走するファン(ロイター)

 試合中のグラウンドに入るなどもちろんご法度。だが、大量リードで余裕のメッツナインはベンチから逃げ回るファンを指差しながら大笑い。

あえなく御用となったファン(ロイター)
あえなく御用となったファン(ロイター)

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「あのファンは本当によく動いていた。靴も履かずにサイドラインまで行って警備員の(追跡を逃れようと)角を曲がり、ついに追いつかれてしまった! 見事な努力だった」とたたえた。

 許される行為ではないが、一方的な試合展開でファンの乱入劇もエンターテインメントの一部となってしまったようだ。