巨人・丸佳浩外野手(36)が27日に約2か月ぶりに一軍に復帰し、同日の広島戦(富山)の9回に代打で出場。今季初安打となる左前打をマークした。

 1点を追う9回二死一塁の場面で、打席にはこの日に一軍に登録されたばかりの丸が代打で送られた。開幕直前に負傷離脱しており、今季初の一軍での打席だ。富山のG党から期待のまなざしが向けられる中、丸は相手守護神・栗林が投じた初球を捉え、打球は三遊間を抜けて左前へ。その後は打線が続かずに惜敗を喫したが、土壇場でベテランの意地を見せた。

 丸は「2か月くらいリハビリに携わってくれた方々のことを思いながら、打席に立とうと思ったんで。僕というよりは、故障班の皆さんの気持ちを乗せたヒットだったんじゃないですかね。あんまりそういうことはしない柄なんですけどね」と照れながら初安打を振り返り、リハビリ期間を支えてくれた関係者に感謝。

 さらには「カープの皆さんにはなかなか苦しい試合をさせられているので、なんとか明日取り返してやりたい」と2戦目の勝利を誓った。

 現在の一軍野手陣は坂本、長野とベテラン勢が二軍調整中なだけに、頼れる背番号8の存在はチームに必要不可欠。この日の安打を弾みに、さらなる活躍を見せることはできるか。