日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)の「日本語力」がすごいことになっている。
来日2年目の助っ人は昨季チーム最多の25本塁打を記録。今季は4月下旬に一時不振に陥ったものの、調子を取り戻した19日時点では打率2割7分、8本塁打、24打点と首位を走るチームの原動力となっている。
そんな打棒とともに上達しているのが日本語だ。来日1年目の昨季はカタコトだったが、今季は球団関係者も「隠れて勉強しているのか」と驚くほどの急成長。今では「オハヨウゴザイマス」や「アリガトウ」「ダイジョウブ」などの日常会話どころか、難解な用語も使いこなしている。
例えば11日の楽天戦(エスコン)では今季初めて一塁の守備に就くことが決まっていたため、試合前の練習でベンチにいた三塁手・清宮幸に「キョウ、ワタシ、ファーストネ。ゼンブ、グッドスロー、オネガイシマス」とニヤリ。さらに真顔で「ワンバウンド(の送球)、ナシデ」と悪送球をしないように伝え、清宮幸を困惑させた。
また、雨が降っていた17日のロッテ戦(ZOZOマリン)の試合前には、室内練習場からの帰り道で突如「アメ…ネ」とつぶやいたかと思えば、「シアイチュウシデ、オネガイシマス」と頭を下げて懇願。これには居合わせた報道陣も大爆笑で「もう普通に日本語を話している…」と驚がくさせられたほどだった。
こうしたレイエスの語学力はチーム内で高く評価され、球団関係者の一人も「日本語の上達こそがチームに好影響を与えている」とこう話す。
「外国人選手の中にはかたくなに母国語を使い続ける人もいる中、モーレは積極的にナインと日本語でコミュニケーションを図ろうとしますからね。実際、分からない言葉があるとモーレは通訳や他の選手に自分から聞きに行きますし。そういう努力をみんな見ていますし、試合では全力疾走を常に心掛ける真面目さもあるのでチームの雰囲気も自然と良くなる。もしかしたら最近のチームの好調要因はモーレのおかげかもしれません」
このままいけば、チームが優勝した暁にはレイエスの「冗舌スピーチ」が聞けるかもしれない。












