阪神は4日のヤクルト戦(甲子園)に2―5で敗れ、連勝は2でストップした。先発したドラフト1位ルーキー・伊原陵人投手(24=NTT西日本)は、6回1/3、100球を投げて7安打4失点でプロ初黒星。「試合に負けたのでそれが全てです。僕の責任だと思います」と唇を噛んだ。
 
 序盤はテンポよくアウトを重ねる投球。4回には二死一、三塁から茂木の右前適時打で先制点を許したが、5、6回は無失点で切り抜けた。しかし、プロ最長となる7回のマウンドで、ヤクルト打線にのまれた。

 古賀への四球と岩田の中前打で一死一、二塁のピンチを背負うと、代打・増田に中堅への2点適時三塁打を献上。ここで藤川監督から交代を告げられて降板となった。

 悔しそうな表情を浮かべながらベンチへ引き下がった。「ランナーが出てからのカウントのつくり方や、今日は無駄な四球もあったので。そこが打線に流れを持ってこれなかった1つの要因ですし、反省して次に生かしたいです」。

 その後は、2番手・漆原の暴投でさらに1点を追加され、一気に突き放された。藤川球児監督(44)は、「勝負ですから。彼(伊原)のつくってきたゲームですし、糧にしていくというところですかね」と淡々と振り返っていた。

 打線も先発の球界最年長左腕・石川をはじめとするヤクルト投手陣を打ち崩せず。この日、巨人が勝利したため、首位から陥落した。