ドジャースが29日(日本時間30日)、本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に15―2の大勝を飾った。

 打線は大谷翔平投手(30)の8号先頭打者アーチを含む2発、計18安打と大爆発したが、波に乗り切れない一人が新戦力のマイケル・コンフォート外野手(32)だ。同じく打撃不振だったパヘスが自身初の週間MVPを獲得するほどの復調を見せた一方、コンフォートは低迷を続けている。チームとしてもコンフォートらの下位打線で攻撃が途切れてしまい、大谷、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスと続く強力な上位打線につなげられない課題が横たわったままだ。

 デーブ・ロバーツ監督(52)は球団専門メディア「ドジャースネーション」に対し、コンフォートの現状について「少し慎重になり過ぎている。自分のヒッティングゾーンや打席でやりたいことに確信を持てていない」と分析。長丁場のシーズンで好不調の波は必ず訪れる。それだけに指揮官は「明確なビジョンを持ち、とにかく自由に、気楽にプレーしてほしい」とアドバイスも送った。

 だが、そんな〝親心〟にもこの日は結果で応えられなかった。「9番・左翼」で先発出場したコンフォートは3回の第2打席で四球を選んで上位に回したが、他は空振り三振、中飛、二ゴロ併殺、一ゴロで4打数無安打。最終打席は野手登板したサノヤが相手で、パヘスがソロをかっ飛ばした直後に62・7マイル(約100キロ)の甘い球を打ち損じた。

 打率は1割6分1厘まで低下し、18打席連続無安打。チームはシーズン序盤の30試合を終えたところではあるが、エンジンがかかるのはいつになるのか――。