ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に15―2で圧勝。大差がついた試合終盤に両チームとも野手が登板する展開となった。

 白旗を掲げたのはマーリンズだ。7回に10点ビハインドとなり、なおも二死一、二塁となった場面で内野手のサノヤが登板。打撃不振のマンシーを一ゴロで打ち取ってピンチを切り抜けたが、8回に好調のパヘスに6号ソロを食らうなど5安打、3失点だった。

 すると、この日はブルペンデーでドレイヤー、サウワー、ガルシアの3投手を使っていたドジャース側は、9回のマウンドにキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)を投入。帽子の上から特殊な防具を装着し、こちらは〝最遅〟37マイル(約59・5キロ)のカーブとしたスローボールを中心に組み立てたかと思えば、唐突に最速83・4マイル(約134・2キロ)のスライダーを投げ込んでみだり…。緩急自在(?)の投球で1イニングを2安打無失点で試合を終わらせた。

 三塁ベンチのドジャースナインからは笑いが起き、ドジャー・スタジアムの観客もキケの登板に沸いた。SNSやネット上では「キケ最高」「勝ってる側が野手登板って珍しいな」「頭につけてるの何?」と物珍しい光景に盛り上がりを見せた。

 MLBでは大量ビハインドとなったチームが次戦以降にリリーフ陣を温存するため、野手を登板させるケースが少なくない。ただ、大差をつけたドジャース側も野手登板に踏み切ったことで「こんな試合続ける意味あるのか?」「草野球か」「コールドにした方がマシ」「何を見せられているのか」「ナメてるとしか思えない」といった否定的な反応も寄せられた。