〝まさか〟の結末だ。広島は25日のDeNA(横浜)に1―2と競り負けた。先発・森下暢仁投手(27)が7回まで4安打2失点(自責1)の好投を披露したが、試合をモノにすることはできなかった。

 試合は互いに1点づつ失ったが、中盤6回まで鯉の右腕とDeNA・東との両者がっぷり四つの投手戦。〝次の1点〟が試合を大きく左右することが確実の展開だった。

 そんな中で、最後は赤ヘルにミスが出た。1―1の同点で迎えた7回二死一、三塁。代打・宮崎の場面だ。

7回、DeNAの代打・宮崎の一ゴロを後逸してしまった広島・堂林翔太
7回、DeNAの代打・宮崎の一ゴロを後逸してしまった広島・堂林翔太

 森下が力を振り絞り投じた149キロの直球をフェアゾーンに飛ばした宮崎のあたりは平凡な一ゴロ。だが、この当たりを一塁手・堂林翔太内野手(33)が後逸。適時失策となり、敵に勝ち越し点を与えてしまった。結果的にこの1点が明暗を分け、試合後の堂林は「(好投していた)暢仁に申し訳ないです」と痛恨の失策にうつむいた。

 ロースコアの接戦を落とし、首位の座も陥落となった。試合後の新井貴浩監督(48)も、7回2失点(自責1)も2敗目となった森下の好投をねぎらいつつ「やっぱり自分たちはしっかり守って、守ってというね。そういう野球をやっている。もう一回、しっかり気を引き締めなおして、明日臨んでいきたい」と改めて〝守り勝つ野球〟の意識徹底を口にしていた。