フィギュアスケート男子の佐藤駿(エームサービス・明大)にとって、体調管理の重要性を実感した大会となった。

 世界国別対抗戦(東京体育館)の初日(17日)に発熱したが、強行出場を決断した。ショートプログラム(SP)5位で迎えた2日目(18日)のフリーでは、冒頭の4回転ルッツ、4回転―3回転の連続トーループを着氷。しかし、発熱の影響から後半の演技は精彩を欠いた。演技後にヒザから崩れ落ちるほど疲労困ぱいだった佐藤は「トーループあたりからしんどかった」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、そんな佐藤に対し会場から温かい声援が送られた。「ファンやチームの声援が後押ししてくれた」と感謝を口にし、2026年ミラノ・コルティナ五輪が控える来季に向けては「体調管理もアスリートとしての実力。もし五輪シーズンというか、全日本選手権だったりで(発熱に)なってしまったら元も子もない」と猛省し、巻き返しを誓った。