広島は13日の巨人戦(マツダ)に5―3でしのいで4連勝。先発した4年目左腕・森翔平投手(27)は6回5安打1失点の好投で、3勝目(0敗)を手にした。
3回までG打線を無得点に封じる順調な立ち上がりだったが、中盤以降は粘りの投球。特に1―1の同点に追いつかれた直後の4回一死一、三塁、5回も一死二、三塁と立て続けにピンチが訪れたが、何とか決定打を許さずに踏ん張る。すると5回以降に小園の決勝適時打、ファビアンのソロなど打線の援護を受け、勝ち投手の権利を得た。
1―1の同点で5回表を投げ終えた時点で球数は90球。直後の5回裏は自らの打席からだったが「(6回の投球に)行かせてほしかったので、走ってベンチに帰りました」と〝態度〟でまだ余力があることをアピールし、その5回の打席では遊撃内野安打で出塁。直後の小園V打の口火となった。リードをもらった6回の投球では二死から四球を与えたが、最後は坂本を見逃し三振に打ち取り、6回107球1失点と自らの仕事を全うした。
試合後の新井監督は5回裏に「投手・森」から始まる攻撃で「代打」の選択肢がなかったかを聞かれると「彼は投げながら成長してもらわないといけない投手。4月の段階で、5回で代えるという選択肢はない」とキッパリ。5回表終了時点では、まだ勝ち投手の権利すら得ておらず、森にとっては、その後、投打に奮闘して得た勝利投手の権利でもある。
粘り抜いて白星をつかんだ森は、試合後「(今後も5回で)代えられることがないように1回1回、ひとりひとり、1球1球、監督のことを思って投げたいです(笑い)」とユーモアを交えて3勝目を振り返っていた。












