シーズン91敗からの再建を図る西武は、オープン戦最終戦となった23日のDeNA戦(ベルーナ)に4―2で勝利。通算成績を8勝4敗2分けとし、28日の開幕戦では〝オープン戦覇者〟日本ハムと激突する。

 打線の軸として期待される3番・ネビン、4番・セデーニョがともに2安打1打点と要所で結果を残し、0勝11敗からのリベンジを誓う高橋光成投手(28)も5回1失点の好投で万全の調整をアピール。オープン戦のチーム打率2割6分9厘はパ・リーグ1位(全体2位)、同防御率1・96は12球団トップでシーズンの前哨戦としては上々の結果だ。

 西口文也監督(52)は「昨日負けたので、今日いい形で勝てたのはよかった。(セデーニョは)まだ100%ではないが、ここまでやれれば十分。(源田は)休み明けに二軍の方の試合に出て、良ければ開幕は間に合うと思います」。離脱していた主力2選手の復帰にメドが立ち、ひと安心といった様子だった。

 もちろんオープン戦は調整段階とはいえ、キャンプ地・宮崎での練習試合6戦を含めると、対外試合は13勝5敗2分け。勝負にこだわり、〝勝ち癖〟をつけてきた。課題となっていた攻撃陣はチーム打撃を徹底し、計88得点。盤石の投手陣は計49失点と相手打線を抑え、逆襲に期待を抱かせる得失点差39をマークしてきた。

 指揮官はオープン戦2位の結果に「負けるよりは勝った方がいい。選手もこれを自信にして、シーズンに入っていってほしい」と語り、日本ハムと開幕戦に向けても「ただただ3つとも勝ちにいくと思っている。昨年の悔しさを晴らすために一戦一戦、勝利を目指して頑張ります」と確かな手応えを口にしていた。

 昨季の勝率は3割5分。今季の対外試合の勝率は7割2分2厘と劇的に〝勝ち癖〟をつけたチームはどんな大化けを見せるのか――。