WWEの〝ウェイワード・サムライ〟こと中邑真輔(45)が、プロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日=日本時間20、21日、ラスベガス)出場へ向け、痛恨のフォール負けを喫した。

 2週前のスマックダウンで、LAナイトにUS王座を奪回された。無冠での再発進となった先週のスマックダウンでは、前世界ヘビー級王者のダミアン・プリーストと一騎打ちしたが、プリーストと抗争するドリュー・マッキンタイアが試合に介入して中邑の反則負けとなっていた。

 21日(同22日)にイタリア・ボローニャで開催されたスマックダウンでは、先週に〝不穏合体〟したマッキンタイアと正式にタッグを組み、プリースト&ジミー・ウーソと激突した。入場してきたマッキンタイアにプリーストが花道で襲いかると、中邑も乱闘に加勢。だが、リング上からジミーの放ったノータッチプランチャを浴びて、マッキンタイアとともになぎ倒された。

 ゴングが鳴ると、ジミーの両足を払って場外戦へ持ち込み、実況席に叩きつけた。さらにイタリアの観衆に向かってほえてみせた。その後も得意のキック攻撃を仕掛けて、自軍のペースに持ち込んだ。英スコットランド出身のマッキンタイアが軽快にジミーを攻め込んだが、代わった中邑がジミーの延髄斬りをくらってしまう。巨体のプリーストはバックエルボーからフェースバスター、トップロープ歩きからのクロスボディーの猛攻を浴びた。

 だが、ラリアートをカウンターのキックで迎撃すると、ヒールキックで逆転。とどめのキンシャサを狙ってコーナーから突っ込んだものの、カウンターのラリアートで吹っ飛ばされた。ここはマッキンタイアがカットに入って3カウントを阻止したが、ジミーにスーパーキックで場外へと落とされる。中邑はそのジミーに、背後からランニングニーを発射。場外に転落させたものの、振り向きざまにプリーストのサウスオブヘブン(変型チョークスラム)でマットに沈められ、3カウントを聞いた。

 祭典まで残り1か月を切る中で、痛い敗戦。この日は2月1日のPLE「ロイヤルランブル」から遺恨が続くローマン・レインズ、セス・ロリンズ、CMパンクのカリスマスター3人が大乱闘。3人とも決着戦を要求し、「レッスルマニア41」でレインズ vs ロリンズ vs パンクのトリプルスレット戦が決定した。また〝毒蛇〟ランディ・オートン vs 〝KO〟ケビン・オーエンズの遺恨決着戦も決まった。

 祭典ではすでに統一WWE王者コーディ・ローデス vs ジョン・シナ、世界ヘビー級王者グンター vs ジェイ・ウーソ、WWE女子王者ティファニー・ストラットン vs シャーロット・フレアー、女子世界王者イヨ・スカイ vs ビアンカ・ベレアの最高峰王座戦が決定済み。イヨの王座戦にはリア・リプリーが加わる可能性が高いが、マッキンタイア vs プリーストも実現ムードが高まっている。

 続々とカードが決まる中で、果たして道を外れたサムライは祭典ロードをつなげられるのか?

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。