米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が19日(日本時間20日)に放送され、AEW世界王座戦で衝撃シーンが飛び出して話題になっている。

 同王者のジョン・モクスリー(39)は、反則OKのストリートファイトマッチで元WWEの「エッジ」ことコープ(51)と激突。バックステージでの乱闘からスタートした王座戦は、トラッシュ缶、ビール缶、木刀、テーブルにパイプイスなどの凶器が飛び交う壮絶な死闘となった。

 コープはリング下から「スパイク」と呼ばれる、棒状の板に五寸釘(くぎ)を無数突き刺さした「釘バット」を取り出した。モクスリーは一度は攻撃を防いだが、テーブルを設置した隙を突かれ、コープがフルスイングした釘バットをボディーに被弾。続けて背中にくらうと、リング上に置かれた釘バットめがけてブレーンバスターで叩きつけられた。

 王者は反動で起き上がったが、何と背中には釘バットが刺さったまま…。WWE時代から壮絶マッチで名を上げてきたモクスリーも、顔をゆがめて悲鳴を上げた。釘バットの先端は深く食い込んでいたようで、モクスリーが立ち上がっても背中から落ちない。

背中から取れない釘バットに悶絶するモクスリー(©All Elite Wrestling)
背中から取れない釘バットに悶絶するモクスリー(©All Elite Wrestling)

 ユニット「デスライダーズ」の仲間、ウィーラー・ユウタがリングに乱入してスパイクを抜こうとしたものの、なかなか取れない。ユウタと交代したレフェリーがようやく釘バットを引き離すと、モクスリーの背中には真っ赤な血が噴き出ていた。

 試合はデスライダーズと、コープの仲間のFTRやウィロー・ナイチンゲールが介入して大混乱となり、最後はニック・ウェインの援護を得たモクスリーがブルドッグチョークでコープを絞め落として決着。何とかベルトを守ったが、衝撃シーンはプロレスの枠を超えて注目を集めた。

 米ニュースサイト「TMZスポーツ」は「ジョン・モクスリーの仕事は、凄惨な試合で大衆を沸かせることだった。そして彼がその仕事に〝釘付け〟になったと言っていい」と報じたほどだ。

 米メディアを驚かせる死闘を制したモクスリーは、次回PPV「AEW DYNASTY」(4月6日=日本時間7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)でスワーブ・ストリックランドの挑戦を受けることが決まった。