米国・AEWの「AEW COLLISION」が15日(日本時間16日)に放送され、AEWインターナショナル王座挑戦者決定トーナメント1回戦で、柴田勝頼(45)がリコシェ(36)に勝利をかっさらわれた。

 トーナメント優勝者は次回PPV「AEW DYNASTY」(4月6日=同7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で、王者ケニー・オメガに挑戦できる。前回「DYNAMITE」で柴田は、花道ですれ違った際にケニーとにらみ合いを繰り広げていた。

 序盤からスピード感あふれる攻防を展開。柴田は逆水平チョップでリコシェのスピードを止めにかかったが、その場飛びムーンサルトプレス、ドロップキックの猛攻を浴びる。それでもコーナーのリコシェに強烈なビックブーツ。続けて串刺しドロップキックにいくと見せかけ、リコシェのスキンヘッドを平手で上からピシャリと叩いて、観衆を沸かせた。

「シバタ! シバタ!」とチャントも起きる中で、リコシェからブレーンバスターで叩きつけられても、すぐにSTFで反撃。ロープ2段目からのムーンサルト弾、その場飛びシューティングスタープレスをしのぎ、スリーパーホールドでリコシェを仕留めにかかった。

 続けて牛殺しで、リコシェの背骨を自身の左ヒザに打ちつけた。盟友で新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者、後藤洋央紀の得意技からとどめのPKを発射。ところが、これをかわされるとコーナーでバックエルボーをくらい、そのまま両脚をすくわれて丸め込まれた。しかもリコシェはレフェリーの死角を突き、ロープに両足を引っ掛けて、体重を乗せる反則攻撃。柴田はこれを返せず3カウントを奪われ、1回戦敗退となった。

 ケニーへの王座挑戦がかなわず、柴田は悔しさいっぱいの表情。勝ったリコシェは、次回「DYNAMITE」で行われる決勝の4WAY戦に進出。オレンジ・キャシディ、マイク・ベイリー、マーク・デイビスとケニーへの挑戦権を争う。