米国・AEWのPPV「DOUBLE or Nothing(DoN)」(ニューヨーク)が24日(日本時間25日)に放送され、AEW世界王座戦は挑戦者のMJF(30)がダービー・アリン(33)を撃破し王座返り咲きを果たした。

 今年4月にベルトを奪われたアリンとの再戦では、敗れた場合に自身の髪を失うというリスクを課せられた。アリンにならどんな酷いことをしても大丈夫といったような風潮に従い、MJFは鉄製階段上へのパッケージドライバーを発射。さらにはトぺ・コンヒーロを狙われた際には、リングサイドのカメラマンを身代わりにして誤爆させる極悪非道ぶりだ。

 場外でバリカンを手にしたMJFだったが、髪切りを阻止されるとアリンの猛反撃にさらされる。テーブル上に寝かされると、5メートルの高さはあろうかというセット上からのコフィンドロップを浴びてしまった。会場からは「ホーリー・シット」のチャントが巻き起こったが、アリンも後頭部に裂傷を負った。

 リングに戻ってもコフィンドロップ、サソリ固め、スコーピオンデスドロップとアリンの勢いを止められない。それでも再度のコフィンドロップはロープを揺らして阻止。雪崩式ツームストーンパイルドライバーで再逆転に成功すると、前戦でベルトを奪われた因縁のヘッドロック・テイクオーバーでリベンジに成功した。

 自身3度目の世界王座戴冠となったMJFは、大ダメージからストレッチャーに乗せられたアリンの上に立ってベルトを誇示した。するとここにケビン・ナイトが入ってくるが、ナイトはナイトでコーナー最上段から場外でストレッチャーに乗せられたままのアリンにUFOスプラッシュを放つ暴挙。MJFも満足そうな笑みを浮かべながら退場するという、何ともカオスなエンディングとなった。