女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(28)が、敗者引退マッチ(4月27日、横浜アリーナ)で迎え撃つ中野たむに屈辱の敗北を喫した。
22日の沖縄コンベンションセンター大会では同じ極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコ、渡辺桃、小波、琉悪夏と組み、「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野、安納サオリ、水森由菜、さくらあや、玖麗さやか組とオーバー・ザ・トップロープルールが採用されたイリミネーションマッチで激突した。
試合時間が17分を過ぎ、脱落者が続出する中、リング上で上谷と中野が一騎打ち。上谷はエルボーを連打し猛攻撃を始めた。
だが、得意のスタークラッシャーを避けられ、中野にジャーマンをくらうと劣勢に。バイオレットシューティング(ランニングニー)を顔面にくらうと鼻から血を流し、バイオレットスクリュードライバーを決められてしまった。ここで敗北かと思われたが、セコンドにいたヘイトの吏南がレフェリーの足を引っ張りカウントを妨害。さらに小波が中野の顔面に黒スプレーを浴びせヘイトが優勢に持ち込んだ。
だが、再び上谷に災難が降りかかる。琉悪夏のボックス攻撃を中野に避けられると、上谷がボックスで殴り飛ばされリング上でうずくまってしまった。最後は意識をもうろうとさせた上谷が、再びバイオレットスクリュードライバーを決められ3カウントを献上した。
大会前日にはオリオンビールのTシャツの上にかりゆしウエアを羽織り沖縄を満喫している姿を見せていた上谷だったが、試合後には鼻血を流しながら中野をにらみつけていた。
マイクを持った中野から鼻血を舐められ「アンタのその汚い顔、虫唾が走る。私は絶対に引退なんかしない! 4・27横浜アリーナでアンタに勝って、赤いベルト(ワールド王座)の輝きもスターダムもたむが守る。アンタをこの世界から完全に追放する」と吐き捨てられた。
中野の言葉に不敵な笑みを浮かべた上谷は唾を吐きかけリングを後に。バックステージにも現れず無言のまま会場から消えた。













