オープン10試合目で広島打線がようやく〝目覚めた〟。12日のDeNAとのオープン戦(横浜)で、初の2桁安打(13安打)で6得点を奪い、快勝した。

 2点のビハインドで迎えた7回以降、若手野手たちが続けざまに気を吐いた。

 7回は林晃汰、高木翔斗、田村俊介の3連打で好機を作ると、矢野雅哉のニゴロの間に1点を返す。さらに末包昇大の左前打で同点に追いついた。

 8回には、林が決勝2ラン、9回には田村もオープン戦1号弾を放った。この試合だけでも、末包4安打1打点、林2安打2打点、田村も3安打1打点と、定位置確保を狙う面々が軒並み快音を響かせた。

 試合前までのオープン戦直近5試合で、わずか4得点。新井貴浩監督(48)は「みんないいバッティングだった」と安どしつつ「競争も佳境だから。厳しい世界だからね」と若鯉たちのさらなるアピールに期待を寄せていた。