広島のエース左腕・床田寛樹投手(30)が11日のDeNA戦(横浜)に先発、開幕へ順調に調整を重ねた。

 6日のロッテ戦に続く、オープン戦2度目の登板は「ツーシームは投げられる状態なので。違う球種でカウントを取れたらいいな」と全40球のうち、宝刀・ツーシームは1球も使わず。左腕の代名詞でもある球種を、あえて封印し「出力を上げていきたい」と登板のテーマに掲げていた直球は、最速143キロに加え、120~130キロ台のスライダー、カットボール、110キロ台のパーム、カーブを多投し緩急主体で、3回までに3つの三振を奪うなど〝奥行き〟で料理した。

 9番までほぼベストオーダーの敵打線に対し、3回まで40球を投げ、1安打無失点。直球の出力も「いろんな球種も投げられましたし、きょうはスピードも出ていなかったですけど、真っすぐでファウルを取れたりはしていた」と、感触は悪くない。

「次はイニングも伸びてくるので、本番想定で投げれたら。(自らも)打席も立つので」と次回は、責任投球回である5回をメドに、いよいよ公式戦モードでマウンドに上がる模様だ。