全日本プロレス9日の後楽園大会で、アジアタッグ王座挑戦を控える鈴木秀樹(45)、田村男児(25)組が王者の安齊勇馬(25)、ライジングHAYATO(26)組との前哨戦に勝ってベルト奪取に弾みをつけた。

 15日の沖縄県立武道館大会でのタイトル戦を控えた2組はこの日、8人タッグで激突。挑戦者の鈴木&田村は芦野祥太郎、井上凌と組んでゴング前から安齊、HAYATO、綾部蓮、本田竜輝の「エルピーダ」4人に襲い掛かった。

 その後、両軍激しくやりあうと、田村がHAYATOとエルボーを打ち合うなどして徐々にペースをつかみ、鈴木が安齊と一騎打ちの状況を作る。ここで鈴木は安齊の左脚に照準を絞ると蹴り、踏みつけ、殴りつけてダメージを与え、最後は逆片エビ固めで絞りあげてギブアップを奪った。

鈴木秀樹(上)に攻められる安齊勇馬
鈴木秀樹(上)に攻められる安齊勇馬

 試合後、田村は「鈴木秀樹と田村男児は自由にやる。やりたいことをやるだけだ!」と叫ぶ。これに鈴木も「エルピーダは解散させたい!」と続いた。一方でまさかの敗戦となった安齊は「鈴木秀樹、相変わらずアンタが嫌いだ。苦手でしょうがないですよ。去年のチャンピオン・カーニバルの最終戦でアンタに負けて予選落ちしてからずっとアンタが苦手です」と吐露する。

 それでも「でも、そんなこと言ってられないんで。必ず防衛させてもらいます」と自分に言い聞かせるように話した。