陸上の名古屋ウィメンズマラソン(9日、バンテリンドーム発着)で2023年世界選手権代表の佐藤早也伽(積水化学)が自己ベストを大幅に更新した。

 先頭集団で走る佐藤は、28キロ付近で加世田梨花(ダイハツ)と日本人トップ争いを演じる。30キロの給水地点付近で加世田を追い抜くと、その後は海外勢に食らいついた。優勝には惜しくも届かなかったが、日本歴代9位の2時間20分58秒(速報値)をマークして日本人トップの2位でゴールに飛び込んだ。

 自己ベストが2時間22分13秒だった、かつての自分を超えるハイパフォーマンスを披露。レース後には「自己ベストを出したいと思って走っていたのでうれしい。前に外国人選手がいたので、できるだけ離されずについていこうと思っていた。やってきた練習が自信につながった」と頬を緩めた。

 この日のレースで世界選手権(9月、東京)の参加標準記録(2時間23分30秒)を突破し、1月の大阪国際女子マラソンで小林香菜(大塚製薬)がマークした2時間21分19秒も上回ったため、2大会連続の世界選手権代表入りに大きく前進した。「自己ベストを出してすごく自信になった。一応5キロごとくらいにタイムを見て走っていた。またマラソンでレベルアップして世界で戦っていけるような選手なれるように頑張りたい」と自信を深めた佐藤。課題の後半を克服して、進化した姿を見せつけた。