WWEのUS王者で〝ウェイワード・サムライ〟こと中邑真輔(45)が、LAナイトとの決戦を前に不敵な最終警告を放った。

 昨年11月にナイトを破り、3度目のUS王座を奪取。ナイトには卑劣な襲撃を繰り返してきたが、前王者ナイトも2週前のスマックダウンでザ・ミズを下して挑戦権を奪い、中邑と対峙していた。ところが…「ABEMA」にて放送された2月28日(日本時間1日)のスマックダウン(カナダ・トロント)では、まさかの事態が起きた。

 スマックダウンのニック・オールディスGMによると、王者の中邑がナイトの挑戦に懸念を表明したため、新たに6人でワンナイトトーナメントを行い、次期挑戦者を決めるという。突如として中邑の発言力の大きさが浮き彫りになった格好だが、1回戦ではナイトがサントス・エスコバー、ジェイコブ・ファトゥがアンドラデ、カーメロ・ヘイズがブラウン・ストローマンを破り、決勝の3WAY戦に進出した。

 その中邑は挑戦者決定戦の前に、恒例の英語字幕付き日本語動画で登場。「犬とは本来、あるじが食卓から落とした残飯をありがたく食らうもの。されど愚か者ども、お主らは違うようだ。屈辱を得るために誉れ高き王者の前で争う…。ハッ! よかろう、許してやろう」と、仰々しい時代がかった口調で挑戦者たちを挑発した。

 その上で、次期挑戦者にこう通達した。「しかし、肝に銘じておけ。勝ち残ったものは見せしめとなる。他の犬があるじの手に牙を立てた末路、知らしめねばならん。負けることを祈れ…。さもなくば、待ち受けるのはまさしく地獄」と、真っ赤な背景をバックに不気味に言い放った。

 挑戦者決定戦は、ヘイズにとどめのムーンサルトプレスを見舞ったファトゥを、ナイトが場外へ引きずり落とし、そのままリングに上がって、ダウンしていたヘイズをフォールして勝利。改めて次期挑戦者となった。プロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日、ネバダ州ラスベガス)が近づく中、道を外れたサムライはナイトを見せしめとし、祭典出場へとつなげられるか。