WWEの戸澤陽(39)が、世界ヘビー級王者グンターと対戦する千載一遇のチャンスを得た。
グンターはプロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日、ネバダ州ラスベガス)で、ロイヤルランブル戦覇者ジェイ・ウーソの挑戦を受ける。24日(日本時間25日)のロウ(オハイオ州シンシナティ)では、バックステージで〝TikTokダンス〟に興じるユニット「アルファ・アカデミー」(戸澤、オーティス、マキシン・デュプリ)の姿があり、これを見た世界王者はご機嫌ナナメとなった。
リングに上がってまずはジェイを「ピエロ」とディスると、今度はこの日の対戦相手に、珍妙なダンスをした〝お仕置き〟として何と戸澤を呼び入れた。戸澤は盟友のオーティス&マキシンとともに入場したが、グンターから「トザワ、ワシのリスペクトを得るチャンスをやるぞ」などと、小ばかにされながら胸を小突かれた。
ここでやらなきゃ、男がすたる。と、ばかりに火がついた戸澤はゴングと同時に突進。グンターの顔面にジャンピングキックを叩き込むと、大歓声を浴びながら、パンチをボコボコと振り下ろした。さらにロープに飛んで、ビッグブーツをぶち込む。再びパンチをくらわせてから、2発目のビッグブーツを狙って勇躍、ロープへ走り出した。
ところが…グンターのカウンターキックであえなくごう沈。さらに怪力でタンクトップをはぎ取られたが「人生を変える大チャンス」に、戸澤はめげない。世界王者の強烈なチョップで吹っ飛ぶも、パワーボムをかわしコークスクリュー式のジャンピングキックだ。ドロップキックから再びパワーボムを狙われても、背後にまわり前方回転エビ固めで丸め込んだ。
続けてコーナーからミサイルキックを見舞うも、キャッチされ逆エビ固めで締め上げられた。だが、根性だけでロープエスケープに持ち込み、魂のチョップを連発。ニッポン男児の意地を見せたが、最後はパワーボムからスリーパーホールドで絞め落とされて失神…。レフェリーがすぐさま試合を止めて、奮闘もむなしく敗れた。世界王者は試合終了後も戸澤をスリーパーで捕獲して暴行。オーティスとジェイに救出されたが、戸澤はリングに大の字になり、動けなくなってしまった。
それでもいつものトホホな姿を捨て、世界王者相手にガッツあふれるファイトでWWEユニバース(ファン)を魅了した。自身のX(旧ツイッター)には「何度も負けて、ボコボコにされます」と記しつつ「リングに戻ります。ありがとう!!!」と投稿。これには「よくやった。オレらはあんたを誇りに思う。次回も頼むぞ」「トザワ、君は愛されてる」「あなたは僕のヒーローだ」「七転び八起き、君は戦士だ」と、珍しくファンからの絶賛の声であふれていた。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。













