西武が1日の練習試合ソフトバンク戦(宮崎・アイビー)に先発全員19安打と打線が爆発し、13ー7と大勝した。
初回に相手先発・上沢の立ち上がりを攻め、長谷川、ネビンの安打と西川の四球で無死満塁とした西武は、ここで新4番候補のセデーニョ(前オリックス)が豪快なグランドスラムを右中間へ放り込んで先制。来日3年目の助っ人は「打ったのはカットボール。強い打球を打つ意識で打席に入ったよ。カットボールで攻められていたからね。その球種を待ってしっかりと対応することができて、本塁打になってよかったよ」と声を弾ませた。
2回は昨オフのホークス戦力外で育成新加入の仲田慶介内野手(25)の左前打などで二死満塁とし、ドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手(22=大商大)の押し出し死球などで3点を追加。4回は現役ドラフトで加わった平沢大河内野手(27=前ロッテ)の右翼線適時二塁打で追加点を奪った。
さらに攻撃の手を緩めない西武は、9回に仲田のこの日4安打目となる中前2点適時打を口火に5点を追加。主力不在とはいえ、昨年8勝17敗と大きく負け越したリーグ王者に19安打を浴びせ13ー7と大勝した。
これで対外試合は幸先よく「4連勝」。球団史上ワーストの91敗を記録した昨シーズンの最長連勝が4度あった「3連勝」だったことを思えば、いまはどんな試合だろうと勝つことが再建中のチームを前進させる推進力となっていく。
その中でも野球人生の節目に立つ仲田、平沢、ドラ2ルーキー・渡部聖など熱い気持ちを持った新戦力が球団の計算通り結果を出し、既存戦力を突き上げている。
首脳陣が「結果を残し続けている人間を無視するわけにはいかない」(仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチ)というスタンスでいる以上、全ポジション白紙のレギュラー争いの条件は「打ったヤツが勝ち」と至ってシンプルだ。チーム打率2割1分2厘からの逆襲が、まずは激しいチーム内競争という形で進んでいる。












