ドジャースの大谷翔平投手(32)は12日(日本時間13日)に本拠地ロサンゼルスでの前半戦最終戦のダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に2試合ぶりの本塁打となる22号先頭打者弾を放ち、日米通算350号を達成した。4打数2安打1打点。打率2割9分3厘。
本拠地のファンがいきなり総立ちだ。初回先頭、左腕ブラットの初球、ほぼ真ん中の89・1マイル(約143・4キロ)のフォーシームを豪快に振り上げた。角度33度、打球速度111・8マイル(約179・9キロ)で高々と打ち上げると確信歩き。中堅バックスクリーン左に着弾した。22号先制ソロは飛距離437フィート(約133・2メートル)の特大弾だった。先頭打者アーチは今季9本目、通算33本目だ。直近の3本塁打はすべて初回先頭で放っている。
大谷は日本で48本塁打、メジャーで302本塁打。日本選手ではヤンキースなどで活躍した松井秀喜に続いて2人目の日米通算350号を達成した。6日(同7日)のロッキーズ戦で19号逆転2ランを放ち、節目の記録に王手をかけると、翌7日(同8日)の同戦で初回に20号先頭打者弾を放ち、日本選手初、メジャー通算170人目の300本塁打を達成。打者出場1102試合目は史上5位のスピード達成だった。
3回先頭はカウント2―1からの4球目、真ん中高めの78マイルのスラーブをフルスイング。角度20度、打球速度108・5マイルの痛烈なライナーは右中間を破る二塁打となった。続くパヘスが四球で歩き、フリーマンの中飛でタッチアップして一死二、三塁とチャンスを拡大。二死後、エドマンの左前2点適時打で生還した。
5回先頭は2番手の右腕クラークの外角低めのチェンジアップにボテボテの捕ゴロ。一塁に全力疾走した。左ヒザの炎症で10日(同11日)の先発登板を回避し、ファン投票両リーグトップで選出されたオールスター戦を辞退しているだけにヒヤリとした。7回二死一塁は5番手の右腕ロアイシガの真ん中低めのチェンジアップに空振り三振だった。
チームは5回にパヘスの落球、6回にアルフォンソの捕逸、マンシーの本塁への送球が三走に当たるなど守備のミスがいずれも失点に絡んで逆転負け。今季初の同一カード3連敗を喫した。
球団は10日、12日の試合後にヒザの水を抜き、注射を打つ処置などを受けると発表。オールスターブレークで試合のない4日間を休養に充てることで、後半戦開幕戦となる17日(同18日)の敵地ニューヨークでのヤンキース戦は出場予定だ。狙っていたサイ・ヤング賞の可能性は遠のいたかもしれないが、目標はワールドシリーズ3連覇。休む勇気が10月に大輪の花を咲かせる。












