全日本プロレスのエース・宮原健斗(35)が〝引退回避〟を果たすべく世界タッグ王座奪取に闘志をみなぎらせた。
宮原は3月9日の東京・後楽園ホール大会で青柳優馬(29)と組んで斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=38)の持つ世界タッグ王座に挑戦する。返り咲けば第100代王者となるだけに「歴史に名を刻める。36歳になって最初の試合で、シチュエーションは整っている。僕が勝つのは運命でしょ」と自己陶酔した。
是が非でも勝ちたい理由もある。1月に応じた取材で思わず「今年、もしも無冠なら引退する」と口にしてしまったからだ。宮原は「活字の恐ろしさを知ったというか…。あちこちで心配されました。でも、売り言葉に買い言葉だったとはいえ、言ってしまったのは事実。発言の撤回はしませんよ。だからこそ今回勝って引退を回避します!」と拳を握った。
カギを握るのはキャリアの差だとして「今年で18年目ですから。深みが違いますよ」とうなずく。自分で自分を深いとか言っちゃう人ってどうなんだというツッコミは無視しつつ「宮原健斗の深い沼に、斉藤ブラザーズを引きずり込みます。懐かしい引き出しを開けるかもしれない。昔、力士対策でつくった技もありますからね、フッフッフ…」と笑みを浮かべた。
おそらくその頭にあるのは「スネークリミット」だろう。2014年3月、当時の3冠ヘビー級王者・曙さんへの挑戦のために開発した技だ。最近あまり使わなくなった動きも駆使して勝ちにいくつもり。14日の新木場大会でも好調な動きを見せた宮原だが、もくろみ通りとなるか…。












