全日本プロレス24日八王子大会で3冠ヘビー級王者の斉藤ジュン(38)に挑戦する青柳優馬(29)が、リング内外の2大野望を掲げた。
優馬は3冠戦に先駆けた9日後楽園大会で弟・亮生との兄弟タッグで斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)にも挑戦。また八王子大会では亮生とレイの弟同士によるシングル戦も組まれており、仁義なき兄弟抗争が繰り広げられる。
抜群の存在感でブレーク中の斉藤ブラザーズに対抗心を燃やす優馬は「ベルトを取って、斉藤ブラザーズが目標としている兄弟3冠戦をまずは青柳兄弟でやってやろうと。唯一、話題で勝てるとしたらそこしかないですから。斉藤ブラザーズを二番煎じにしてやりますよ。そのためにも弟には向こうの弟も倒してもらいます」とベルト奪取後の青写真を披露。
その上で「世界タッグも取ったあかつきには、大田区(3月29日)で究極の〝兄弟5冠戦〟をやろうかなと。まず第1試合で世界タッグの防衛戦をやった後に、メインイベントで兄弟3冠戦。2回転ですよ。やれる時に一気にやってしまおうということですね」とまで言い切った。
さらにリング外で気になるのが、1月20日に一般社団法人化が発表された日本プロレスリング連盟(UJPW)だ。昨年は全日本プロレスの連盟脱退を掲げるなど、独自の見解を示してきた優馬だが、発表会見を見てその考えに変化が訪れたという。
「レスラー側から聞いていても不安だったというか。あり方がザルなんじゃないかと。なので、ここは僕が次期理事を目指したいですね」と脱退とは真逆の方針を示し始め、将来的な理事就任に意欲。「(問題点は)具体性がないというところですよね。『業界の市場規模を倍増させる』と言っているのに、現在の市場規模の数字が示されていなかったり…。電流爆破と同じですよ。火薬何倍とか言っても、元の量が分からないという」と指摘しつつ、自身が内部から改革する目標を掲げた。
おそらく連盟側からは、一切期待されていないであろう使命感を燃やし始めた優馬は「疲れない方(棚橋弘至)が引退してしまうと(理事の中で)プレーヤーの力が弱まってしまう気もしますし…。受け身をとったことがある人と、そうでない人で意見や考え方が変わってくるのは当然なので」と、現役選手ならではの視点の必要性を力説する。
理事の任期は2年となっているが「それまでに全日本プロレスイコール青柳優馬だ、となっておけば皆さん納得していただけるだろうと」と、まずは〝5冠奪取〟で団体の象徴となることを誓っていた。











