西武のドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)が3日のオリックス戦(ベルーナ)で7回1安打無失点、7奪三振の圧巻デビュー。3―0の勝利に貢献し、1999年の松坂、2022年の隅田、佐藤らに並ぶ、球団8人目の初登板初勝利をマークした。

 昨年のパ・リーグ新人王、山下舜平大投手(21)相手に一歩も引かない堂々たる左腕の快投だった。

「自分より年下ですけど、いいピッチャーなので負けずに向かっていって勝ちたい」。こう語っていた武内は最速151キロの速球に110キロ台のカーブ、スライダー、チェンジアップなどキレのある変化球を織り交ぜオリックス打線をねじ伏せていった。

 圧巻は1点をリードして迎えた4回だった。

 まずは21年のパ・リーグ本塁打王の杉本裕太郎外野手(32)を外角高め149キロで、続く19年MVPの森友哉捕手(28)を130キロスライダーで、そして昨年首位打者の頓宮裕真捕手(27)を外角150キロで三者連続空振り三振斬り。

 冷静に相手クリーンアップを力でねじ伏せレフトスタンドのライオンズファンを沸騰させた。

 武内は「試合前キャッチボールの時から緊張していましたが、試合ではストライク先行のピッチングができたことと先頭打者をしっかりと抑えることができたのでよかったです。低めにしっかりと投げ切る意識を持ったことで三振も取ることができました」とこの日の85球を振り返っていた。