第96回選抜高校野球大会で豊富な投手力をそろえる大阪桐蔭が〝ピンクパワー〟で頂点を狙う。第5日の第2試合で北海(北海道)と対戦。14日に甲子園練習を終えた最速154キロのエース・平嶋(3年)は「テレビで見たのと全然違う。ワクワクするものがある。勝利が一番なので球速は意識しないようにする。冬にやってきたものが徐々に形になって自信がついた。練習試合でも落ち着いてできるし、課題のコントロールもついてきた。プライドと責任を持ってやりたい」と腕をぶす。

 怪物2年生の呼び声高い151キロ右腕の森も「甲子園で150以上は出したいし、2桁以上の三振を取りたい」と意気込む。ロッテ・佐々木朗に憧れ「160キロとか、球が速くて足を高く上げるところがかっこいい。投球スタイルが似ているというか、自分もマネしている」と朗希ばりの剛腕を披露するつもりだ。

 大阪桐蔭は野球用具やアンダーシャツにエンジ色を使っているが、今春からウインドブレーカーやカバンにピンク色が加わった。有友部長を中心に発案されたもので「ウチは毎年新しい色が加わるので今年はピンク、マゼンタですよ。明るい色だし、春らしくていいじゃないですか。気分も変わる。西谷監督以外で決めています」とニンマリ。新鮮な色合いに平嶋が「ピンクになる噂は聞いていた。きれいです。全員で来てたら一体感があってかっこいい」と言えば、森も「ちょっと派手だなあ」と笑顔を見せた。

 春は一昨年に優勝し、昨年は4強。覇権奪回のラッキーカラーにできるか。