阪神・村上頌樹投手が24日のヤクルト戦(浦添)に先発登板し3回を3安打1失点。立ち上がりを攻められ初回に1点こそ失ったがその後はしっかり立ち直り、昨季のシーズンMVP右腕の名にふさわしい快投を披露した。

 直球の最速は147キロをマーク。カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スローカーブと多彩な変化球も全て試すことができた。身上とする制球も四死球0と最後まで安定。「失点はしてしまったが感覚は良かった。(捕手の坂本)誠志郎さんと事前に話し合ったこともできた」とこの日の43球を振り返った村上は、穏やかな笑顔で手応えをにじませた。

 38年ぶりに昨季達成した虎の日本一の立役者は当然ながら今季開幕投手の最有力候補。岡田監督も「ブルペンでも去年と遜色ないボールを投げているからな。ある程度は抑えられると思う。きょうが(今春)初めての3イニングやからな。次は5回やろ。今度は甲子園になると思うけどな」と語り、〝孝行息子〟の順調な調整ぶりに目を細めた。