プロレスの祖・力道山が眠る東京・大田区の池上本門寺で3日、恒例の「節分追儺式(ついなしき)」が催され、昨年度の「プロレス大賞」新人賞を受賞した全日本プロレスの斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が初参加した。

「DOOM!」と言いながら豪快に豆をまいたジュンが「鬼をDOOMして福を招いてやった。メチャメチャ楽しみにしていたんだ。日本人は誰でも豆まきをしたことがあると思うけど、あんな大勢の人の前で豆をまくのは初めての経験だったからな」と言えば、レイは「自分が力士の時も横綱や大関、幕内力士がこういうところで豆まきをするから、自分もいつかやりたいと思っていたんだ」とご満悦の表情だった。

 20日の後楽園大会では、レイが3冠ヘビー級王者の中嶋勝彦に挑戦。25日の京都大会でジュン&レイは世界タッグ王座のV5戦で、宮原健斗&青柳優馬のビジネスタッグを迎え撃つ。

 レイは「防衛を順調に重ねているので、このまま無敗でいく。(GLEATの)G―INFINITYも世界タッグも防衛を重ねて、他団体のベルトを増やしたりとか、活動の場をリング外にも広めていきたいね。今の俺の一番の目標は20日の3冠戦。キャリアと技術は向こうが上かもしれないけど、俺は付き合うつもりはない。やりたいようにやって、叩き潰す」と、まずは中嶋との3冠戦へ目を向けた。

 一方のジュンは「G―INFINITYを11回防衛したことを、周りからは驚かれる。でも、自分たちからすれば、20回でも30回でも防衛するのは当たり前。世界タッグの防衛回数も、早く二桁台に持っていきたい。最強タッグも優勝して(プロレス大賞)最優秀タッグも取りたいし、いろんな団体に上がりいろんな相手とやりたいな」と豪語した。

 所属団体は昨年末から騒動に見舞われている。それでもジュン&レイは「今日は全日本の悪い鬼をDOOMしてやったぜ! 今年の全日本は安泰だ!」と声をそろえ、境内を闊歩した。