新日本プロレス5月4日福岡大会でIWGPヘビー級王者のカラム・ニューマン(23)に挑戦する鷹木信悟(43)が、最高峰王座奪回後の青写真を明かした。鷹木はベルトをかけて戦いたい相手の筆頭に、後藤洋央紀(46)を指名。今年1月に結婚を発表したスターダム・なつぽいとの〝キューピッド〟となっていた荒武者を相手に、自身の変化と成長を証明するつもりだ。
鷹木はシリーズ開幕戦となった19日後楽園大会の8人タッグ前哨戦でカラムと激突。ショルダータックルで王者を吹き飛ばすなど、ハツラツとした動きでチームの勝利に貢献し決戦に弾みをつけた。
カラムは4日両国大会で辻陽太を撃破し、同王座の最年少戴冠記録を更新した超新星だ。キャリア22年目のベテランは「世代交代は確実に進んでると実感はしている。でもそういう中で俺たちベテランはおとなしくしてていいのか、むしろ逆だろって。全盛期でいられる時間は彼らより圧倒的に短いんだから、今やらないでいつやるんだって気持ちだよ」と闘志を燃やす。「20歳差だからね。普通の競技ならあり得ないよな。ただ、彼が経験していない20年が俺にはあるわけだから。そういう人間力でぶつかっていきたいなと。まだまだ心技体は向上してる自信があるからね」と胸を張った。
両国決戦での挑戦表明時には「守るべき家族ができた。次はIWGPをいただくぞ」と宣言。昨年6月大阪城ホール大会以来となる最高峰王座戦が決まると、なつぽいからは「負けないで」とエールを送られた。決戦当日、スターダムは熊本大会のため試合後に福岡まで駆けつける可能性もあるという。「『勝って』よりも『負けないで』の方が、なんか力になるよね。仮に会場に来るなら近くで見られると気になるから、こっそり遠くから見ててほしいかな」と愛妻の前でのベルト奪取を誓う。
さらに鷹木は「もちろん陽太とはタイトルをかけていずれやりたいし、両国のリングで久々に会った(ウィル)オスプレイも気になるけど…。俺の中では、この1年間で変わった姿を最も体感させたい相手は後藤洋央紀なんだよ」と秘める思いを明かす。昨年6月大阪城ホール大会で後藤に敗れた直後には「諦めなくても、きっといい奥さん見つかるよ」と余計な世話を焼かれたが、実際はこれが後押しとなってなつぽいにプロポーズできたという側面もある。「当時はズッコケたけど、あのマイクのおかげで独身生活にピリオドを打てたので。守るべきものができて、本当の意味で変わった俺の姿をアイツに見せてやりたい。後藤を倒してベルトはある、ユニットもある、家族もいるという完成形を見せたいね」と目を輝かせた。
くしくも福岡決戦の次のビッグマッチは、運命の地・大阪城ホール(6月14日)だ。あらゆる面で1年前から進化した鷹木が、再びIWGPの4文字を手に入れる。












