全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)が、18日・名古屋大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Aブロック公式戦で、潮崎豪(44)に完敗。まさかの黒星発進に取り乱した。

 昨年10月のV1戦で潮崎を下している宮原は、この日も自信満々でリングに上がった。序盤には場外で頭突きや鉄柱攻撃を仕掛け、ペースをつかみにかかる。だが、潮崎からも反撃を受け、DDTで叩きつけられるなど苦戦を強いられた。

 その後、何発もブラックアウト(ヒザ蹴り)を叩き込むなど猛攻に出るが、必殺のシャットダウンスープレックスは不発。エプロンでパイルドライバーを狙うも返されるなどなかなかペースをつかめずにいると、フェースロックでスタミナを削られる。さらにゴーフラッシャーで叩きつけられ、最後は豪腕ラリアートで体が1回転。無念の3カウントを聞いた。

 試合後、セコンドの肩を借りて退場した宮原は、コメントスペースに姿を見せるも「終わった? おい。俺が今ここにいるってことは終わったのか? 俺が今日戦った相手は誰だ? 終わったの? 潮崎豪? え? アイツに負けたってこと? えー!?」と錯乱状態。さらに「今日は、5月17日か。え? 4月? ファイナルじゃないのか。ここは大田区総合体育館じゃないのか。じゃあ今日は何の日だよ。初戦!? まだ始まったばっかりじゃねえか。よかった5月17日じゃなくて」と、日付まで1か月間違う始末だ。

 王者は徐々に落ち着きを取り戻したが「潮崎豪(戦)の負けなんか認めるわけねえだろ。今日どんな形で終わったかは分からんが、潮崎豪の負けだけは許さん」と負けは認めず。その上で「今日、開幕戦ということだ。ということは始まったばかりだ。今日が終われば明日が来る!」とよく考えれば当たり前のことを力説し、翌19日の大阪・梅田スカイビル ステラホール大会に向けて気を入れ替える。

 そして「大阪で安齊勇馬か。大阪のファン、明日は大健斗コールで迎えてくれ。今日は負けたらしいからな」と、安齊を迎えての公式戦2戦目へ闘志をみなぎらせていた。