女子プロレス「スターダム」の林下詩美(25)と上谷沙弥(28)が、ゴッデス王座の新チャンピオンに輝いた。

 先月28日の後楽園大会で9月から頸椎ヘルニアで欠場していた詩美と、7月の試合中に左ヒジの脱臼および靱帯損傷を負い欠場していた上谷が同時に復帰。返上により空位になっているゴッデス王座取りを表明した2人は、同王座の新王者決定戦(2日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でタッグリーグ戦覇者の舞華&メーガン・ベーンと激突した。

 復帰2戦目となった試合で2人は、180センチの巨人・メーガンに果敢に立ち向かう。しかし、強烈なパワーに全く歯が立たない。舞華&メーガンの好連係に翻弄され、ピンチを迎えた。

 それでも5分過ぎ、上谷が敵軍をまとめてドロップキックで吹き飛ばし、反撃を開始。さらにメーガンめがけてスワンダイブ式のボディーアタックを見舞うと、詩美もミサイルキックで続き形勢逆転だ。

 10分過ぎには上谷が、舞華のラリアートをメーガンに誤爆させることに成功。足もとをふらつかせた巨人に詩美がジャーマンスープレックスホールドを決め3カウントを奪った。

メーガンにジャーマンスープレックスホールドを決める林下詩美
メーガンにジャーマンスープレックスホールドを決める林下詩美

 試合後、マイクを手にした詩美は「上谷と3年ぶりにゴッデスのベルト取りました! 舞華もメーガンも本当に強えよ。今日こうやって(上谷とのタッグ)アフロディーテがベルト取ったからには、(29日の)両国までベルト持って突き進んでいきますよ」と笑顔を見せた。

 すると極悪ユニット「大江戸隊」の刀羅ナツコ、渡辺桃がリングに登場。ユニットリーダーの刀羅は「詩美、お帰り。復帰して早々、メーガンたちを倒すなんて本当に強いね、君たち」と健闘をたたえた。

 ただし、詩美率いる「クイーンズ・クエスト」とは6月の敗者強制追放金網マッチで敗れ、鹿島沙希をユニットから失った因縁がある。刀羅は「金網のこと、まだ忘れてないから。決着つけよう。私たちがそのベルトを持って2024年に行く。両国まで震えて眠れ」と宣戦布告した。

 すると詩美は「お前らにベルト取らせねえよ!」と言い放ちリングを後にした。