女子プロレス「スターダム」30日の神戸大会で、林下詩美(27)が約2年ぶりに古巣マット参戦。鉄アキラ(26)とのシングルマッチに完勝した。
詩美は2018年8月にスターダムでデビューし、20年11月にはワールド王座を獲得するなど主力選手として活躍した。24年3月末に退団しマリーゴールドの旗揚げに参加するも、26年5月に退団。26日にスターダム後楽園大会に電撃登場し「自分はまたこのスターダムでプロレスがしたいと思ってます」とアピールしたことで、フリーとしての出戻り参戦が決まった。
この日の第1試合に出場した詩美は、黒を基調としたコスチュームを着用。リングに上がると頭を下げて会場からの「おかえり」という温かい声を聞いた。
試合が始まると鉄を相手に常に試合を優位に進めた。ジャーマンスープレックスを切り返されてクロスフェースに切り替えされるも、強烈なショートレンジラリアート、コウモリ吊り落としを発射。ランニングニーリフトから追撃を狙って突進してきた鉄をラリアートでなぎ倒す。最後はジャーマンスープレックスで完璧な3カウントを奪ってみせた。
詩美は感慨深げな表情を浮かべると、四方に頭を下げてリングを降りた。バックステージでは退団当時まだ練習生だった鉄への思いを告白。「試合前まではこうやってシングルマッチできたら『(アキラが)立派なプロレスラーにデビューしてうれしい』って喜びの気持ちで終わるかと思ったんですけど。自分の想像よりももっともっとすごくて、もっともっとかっこよくて、勝ってうれしいはずなのに悔しいですね。後輩の子にこう思わせてもらえるのもプロレスラーとしては幸せなことなのかなと」と胸中を明かした。
古巣復帰2戦目となる31日京都大会では浜辺纏と組んで羽南&飯田沙耶と対戦する。「明日もすごく楽しみです。めっちゃ頑張りますけど、それと同時にめちゃくちゃ楽しみたい時間でもあります。林下詩美、めちゃめちゃ頑張ります!」と力強く宣言していた。













