自称〝女子プロレス界の人間国宝〟高橋奈七永(44)が、初のUWFルールマッチで底力を見せた。

 2日のスターダム愛知・ドルフィンズアリーナ大会では、UWFルールの異種格闘技戦で北欧スカンジナビア半島の強豪、スカンジナビア・ハリケーンと対戦。

 ロストポイント制で行われた一戦はハリケーンの猛攻に苦しみ、3―5でリードを許してしまう。だが、「世界一危険な格闘技」といわれるラウェイに挑戦した経験が土壇場で生きた。7分過ぎ、バックエルボーを後頭部に命中させると、続けざまにバックエルボーを発射。ダウンしたハリケーンが意識を失い、7分21秒、TKOで勝利を収めた。

 戦前に何度も張り手を見舞われ、屈辱を味わわされたうっぷんを試合で晴らした高橋は「27年目で初めてのルールで、結果が出せた。不安だったけど、リングに上がったらみんなが『パッション』と言ってくれたから、私は心が強くなれたし、パッションはそうやって伝染していくもの」と胸を張った。

ハリケーンを絞めあげる高橋奈七永
ハリケーンを絞めあげる高橋奈七永

 さらに「今月(23日)で45歳になる。普段は家の掃除もできないようなダメ人間だけど、それでもプロレスを真っすぐに突き進んできたからリングで輝けるんだ。夢があるじゃないか」と、包み隠さず私生活の様子も明かしながら訴えるや、「何でも来い! 何でも来い! 高橋奈七永に怖いものはないから、まだまだ挑戦はやめないから!」と豪語。やたらハイテンションでバックステージを後にした。