やはりこれは運命だったのか――。巨人・阿部慎之助監督(44)が来季の開幕投手を戸郷翔征投手(23)に託すことを表明した。
指揮官は11月30日に都内で行われた「ニッポン放送ショウアップナイターカンファレンス2024」に戸郷とともに出席。来年3月29日の阪神との開幕戦(東京ドーム)について「(戸郷に)開幕投げてもらおうかなとは思っているので。もう誰もが認めるリーダーですから。開幕投げてもらいますよ」と断言した。
今季は開幕投手からつまずいた。菅野が右ヒジの違和感で緊急回避し、助っ人右腕のビーディーが代役を務めた。6回2失点と好投したものの勝ち星がつかず、そのままシーズン0勝に終わり、チームも2年連続で4位に沈んだ。
阿部監督のサプライズ発表に戸郷は「ちょっと初めて言われたので驚いています」と目を丸くしたが、チーム内からは「戸郷以外にいないでしょう」と納得の声が上がった。
「成績から見ても当然だし、何より戸郷がプロ初勝利を挙げた2019年9月27日のDeNA戦(東京ドーム)は阿部監督の引退試合。運命的なものがある」(球団関係者)
指揮官は00年のドラフトで巨人入り。同年4月4日生まれの戸郷は「あの放物線を描くホームランを見ながら応援していました」とファンだったと明かし「阿部監督を胴上げするという気持ち。阿部さんの1勝目を飾れれば」と虎狩りを誓った。
2年連続で12勝をマークした右腕にとって開幕投手は初の栄誉。投手キャプテンと選手会副会長を務める戸郷が新生ジャイアンツをスタートさせる。












