新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会でブライアン・ダニエルソン(42=AEW)とのスペシャルシングルマッチに臨むオカダ・カズチカ(36)が、因縁のファン投票システム復活を提案だ。今年6月の合同興行「Fоrbidden Dооr」(カナダ)ではメインに据えられたドリームマッチだが、すでにドームのメインは決定済み。年間最大興行の主役は果たして――。

 オカダは6月の対戦で、約8年ぶりとなるギブアップ負けを喫した。一方で試合中に右腕を骨折したブライアンも再戦を熱望しており、決戦の場を日本に移しての雪辱戦となる。

「僕からしたら、負け以上の屈辱はないわけですから。アウェーで負けてますし、次はしっかりホームで勝ちたいなというのはありますね。新日本プロレスというものが、また世界に届く戦いになると思いますし」

 新日本とAEWの合同興行で実現した初対決は、両団体の最高峰王座であるIWGP世界ヘビー級王座戦とAEW世界王座戦を差し置いてメインイベントで行われた。

 すでに来年1・4ドームのメインは王者SANADA vs 内藤哲也のIWGP世界王座戦とアナウンスされているが、オカダとブライアンの再戦も大きな目玉となることは間違いない。

 そんな中、一部で巻き起こっているのが、2014年の東京ドーム大会前に開催された「ファン投票」の復活だ。同大会はオカダと内藤によるIWGPヘビー級王座戦と、中邑真輔と棚橋弘至によるIWGPインターコンチネンタル王座戦の両試合がダブルメインイベントに据えられ、どちらを最終試合にするかファン投票にゆだねられた。オカダと内藤のIWGP戦はこれに敗れ、団体最高峰王座にもかかわらず事実上のセミ降格という屈辱を味わっている。

ライバルとなる「SANADA(右) vs 内藤」
ライバルとなる「SANADA(右) vs 内藤」

 こうした経緯からオカダは「僕が『やってもいいんじゃない?』って言うなら分かるんですけど、お客さんの方がそう言い始めてるんじゃないですか? 10年前ですよね、ちょうど。10年前に負けた者同士、やりますか」と、来年1・4ではIWGP世界王座挑戦が決まっている内藤に呼びかけた。

「やっぱり新日本はIWGPの戦いがメインであってほしいというのがあるので、ブレないでほしいなとも思いますね。でも、まあ…やるならやりますよ。やるだけやってもいいんじゃないですか」

 あくまで積極的に推奨はしないものの、開催するならやぶさかではないというのがオカダのスタンス。とはいえ、実際にファン投票が復活すれば激しい議論を呼ぶことは必至なだけに、今後の〝世論〟が注視される。