新日本プロレスの内藤哲也(41)が8日、右目上斜筋麻痺の手術を終えて退院した。

 内藤は2019年に目を内下方に引っ張る筋肉(上斜筋)の動きの悪化により複視(物が二重に見える)を起こす上斜筋麻痺と診断され、同年11月に手術を行った。症状の再発により22年5月にも手術を受けたが、またしても悪化。来年1月4日東京ドームでIWGP世界ヘビー級王者・SANADAへの挑戦を控えており、同戦へ向けベストを尽くしたいという思いから3度目の手術を行う決断をしていた。

 手術は7日に行われ、内藤は翌8日の午前中に退院。取材に応じ「今は眼帯も外してますし、見た目は普通ですよ。右目の眼球の位置が少しズレてしまっている状況に慣れてしまっていたので、瞬間的に(症状が)良くなるわけじゃないんですけど。時間をおくとこの状態に慣れてくるので、良くなると思います」と現状を説明した。日常生活には支障がないが、術後2週間は頭部に負担がかかる受け身の練習などは行わずに安静な生活を送るという。

 次期シリーズでは「ワールドタッグリーグ」(20日、後楽園で開幕)が行われる。ドーム大会のカードが決まっているためリーグ戦不出場の内藤の復帰時期は現段階で未定。「俺としてはあまり休みたくないし、対戦カードに自分の名前がないのはさみしいし悔しいので。なるべく早く試合には戻りたいですね」と、早期復帰に意欲を燃やした。

 必然的に現王者・SANADAとの前哨戦はしばらく行われない。内藤は「対戦相手がいたとしても自分から発信しない選手ですから。いなかったとしたら、どうなるのか…もっとしゃべらなくなってしまうのかもしれないですけど、まあそこはお手並み拝見ですね」とけん制することも忘れなかった。