新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(33)が、DDTマットの洗礼を浴びた。

 12日の東京・両国国技館大会では、保持するアイアンマンヘビーメタル級王座をかけて平田一喜(35)と対戦。試合は2分のラウンド(R)制で、インターバルごとにルーレットが回りルールが決まる特別形式で行われた。

 1Rは試合中に流れる曲に合った技や動きを義務づけられる「ミュージカルシチュエーションデスマッチ」、2Rでは「ハンディキャップマッチ」で平田&ヨシヒコと対戦。続く3Rは、もはや説明不要の「目隠し乳隠しデスマッチ」で、ヒロムは女性用下着を着用しての戦いを強いられた。

 もはやどこに向かっているのかも定かではなくなってきたが、4R、5Rはダンスを踊らなければ決着できない「ダンシングデスマッチ」に。すると、何か吹っ切れたのか「DDTに上がる以上、踊ることは覚悟してました。むしろ踊りにきたんだ!」と言い出しメガネを装着。まるでドリフのヒゲダンスのような動きを披露し、大相撲の〝聖地〟をダンスホールと化した。

 最後は2011年3月23日の新木場大会で平田を下した技と同じ、フィッシャーマンズスープレックスホールドで勝利を収めた。

 カオスな一戦を制したヒロムは疲労困ぱいで、試合後はIWGPジュニアベルトを体に乗せたまま大の字に。そこへレフェリーがカウントを入れ、IWGPジュニアベルトが1590代アイアイマン王者に輝いた。

 会場が騒然とする中、即座に平田がIWGPジュニアベルトを押さえ込んで新王者に。何が何だかよくわからないが、アイアンマン王座を失ったヒロムはぼうぜん自失だった。

 それでも再びキレキレのダンスを披露すると、会場のDDTファンに「ありがとう!」と感謝の言葉を述べながらリングを後に。だが、最後の最後に悪夢が待っていた。退場の花道では背後から忍び寄った男色ディーノに唇を奪われしまう。女性ファンの悲鳴が上がる中、そのままバックステージへ連行された。