新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」17日代々木大会のAブロック公式戦で、前年度覇者の藤田晃生(23)が葛西純(51)に痛恨の初黒星を喫した。

 今大会最大級の注目を集める〝デスマッチのカリスマ〟との公式戦に、藤田はイスを持参して入場。レフェリーの注意を振り切ってイスでのチャンバラを展開するなど相手の土俵に飛び込むと、早々に額から大流血してしまう。

 場外テーブル上へのパワーボムを狙った藤田だったが、これはフォーク攻撃阻止される。逆にテーブルに乗せられると、コーナー最上段からのダイビングボディプレスで大ダメージを負った。

テーブル上の藤田晃生にボディプレスする葛西純
テーブル上の藤田晃生にボディプレスする葛西純

 垂直落下式リバースタイガードライバー、パールハーバースプラッシュと怒とうの猛攻にさらされながらもカウント1でキックアウト。意地を見せた藤田はヘッドバット、ハイキックで反撃に転じたが、最後は強引G MY WAY(変型首固め)で3カウントを奪われてしまった。

 試合後のリング上では互いに人さし指を立てて再戦を約束した。笑いながらバックステージに現れた藤田は「今日の敗因は楽し過ぎたこと。そして相手の土俵でやろうという思いが強すぎたかな。そりゃそうだよな、強えよな葛西純。だけど何か通じ合った気がしたな」とどこか充実した表情。「デスペラードが『葛西純はすげえ』って言ってるからどんなもんかと思えば、やべえな。変なテンションだ。負けてんだ、全身痛えんだ。でもな、葛西純。もう1回やりてえな。プロレスの初心に帰った気持ちだ」と、改めて再戦を要望していた。