元GHCナショナル王者の船木誠勝(54)が、渦中の中嶋勝彦(35)にエールだ。
9月末でノアを退団した中嶋は10月からフリーに転向。かつて拳王率いる「金剛」で行動をともにした船木は「15歳からこの業界しか知らないから、考え方が世間とずれてしまう。自力で歩いていくっていうのも重要。ここで団体から離れることは自分は正解だと思います」と称賛した。
船木も同じ15歳の時に新日本プロレスでデビューし、若手時代から注目されてきた。その後パンクラスや全日本プロレス、W―1と団体を渡り歩き、47歳でフリーに転向。似た境遇だからこそ、中嶋から今後について相談を受けたことがあった。
「同じ控室で一緒になると、将来のことを話して『ずっとこの環境でっていうのは違うんじゃないかな』とはちらっと言ってましたよ」と明かす。
先輩として「僕はフリーになって1万円を稼ぐことがどれだけ大変か、から勉強しました。まだ彼は30代なんで、海外も含めてもう一発、羽ばたくことはできると思います。ここからが勝負なので頑張ってほしい」と激励した。
中嶋は21日の全日本プロレス後楽園大会に登場し、宮原健斗を花束で殴打。3冠ヘビー級王座に興味を示している。
かつて同王座を戴冠した船木は「3冠ヘビー級は、長時間の試合をするスタミナと技と試合運び、全部必要なので、本当にプロレスラーとして完成されてないと巻けないベルトだと思うんです。なので挑戦した方がいい」と背中を押す。
「僕は3冠を取るまでの過程ですごく成長した。ノアのベルトとは、ひと味違う。諏訪魔選手とか全日本独特の〝間〟を一回体験してみたらいい」。先輩からのメッセージは届くのか。













