9年ぶり日本シリーズ進出に王手をかけた一戦で、岡田阪神はさらにポストシーズンの好材料を得た。連勝で迎えた甲子園での第3戦。前日まで無安打だった2番・中野にCS初安打が攻撃の呼び水となった。
1点を追った4回の第2打席。広島の先発・床田の頭上を通過したボテボテの当たりを持ち前の俊足で、遊撃内野安打に。今季164安打のリーグ最多安打男がようやく出塁に成功すると、3回まで無安打だった打線も一気に活気づいた。
二死一、二塁から助っ人・ノイジ―が「何とか前に飛ばそうと」と右前へ同点適時打を放つと、なおも一、三塁から続く坂本も「積極的にスイングしました」と床田の直球を左前にはじき返す逆転タイムリー。この1本で虎打線は初戦から不動の1番~8番まで、3戦目までに全員が今CSで安打をマークした。
先発野手で最後にCS初安打をマークした坂本は、さらに6回にも大仕事。二死から作った二死一、二塁の好機で再び床田の直球を詰まりながらも右前へと落とす2打席連続適時打。3―2と勝ち越しに成功した。
押せ押せの虎打線は7回一死満塁の好機で森下が押し出し四球を選び貴重な追加点を挙げた。
投げては先発・大竹が5回2失点の粘投。桐敷、岩貞、石井、島本とつなぎ最後は岩崎がピシャリ。無失点リレーで王者の貫禄を見せつけた。
〇…岡田監督のコメント「投手陣はシーズンどおりだったけど打つ方はシーズンどおりにはいかなかった。それで3戦とも苦しんだけど最後は優勝チームとして負けられないという思いで僅差のゲームですけど勝ち切れた」












