巨人・杉内俊哉投手チーフコーチ(45)が、5日のオリックス戦(東京ドーム)で完投勝利を果たした先発・井上温大投手(25)のピッチングに「無我夢中で腕を振っているのが見えた」とうなずいた。
井上はストライク先行でテンポよく投げ、5回まで完全投球。6回の先頭・寺地にこの日初めての安打となる右前打を許したが、後続を冷静に打ち取って無失点とした。9回にはソトに2ランを浴びて完封勝利こそ逃したものの、9回111球を投げ抜いて完投勝利を挙げた。
杉内コーチは「最後までマウンドにいたのは評価できますし、(9回)2ランを打たれた後の最後の打者で、ちょっと怒りが見えたので、僕はああいうのがすごく大事だと思いました。悔しかったんだろうなと。あの本塁打」と左腕の表情に注目。
というのも、同コーチは5月22日の阪神戦で4回7失点KOとなった井上に対して「7点取られてますからね、僕なら絶対悔しいんですよ。えらい淡々と投げてんなっていうのは正直、思いましたけどね」と〝淡泊さ〟に苦言を呈していた。
しかしこの日は「ガッツボーズしていましたから。全然出していいんですよね。ああいうの、増えると良いですね。最後三振を取った打者に対して、本当に出し切ったというところですよね。無我夢中で腕を振っているのが見えたので。やっぱりそういうのを出せることが、彼には必要なのかなと思っていましたから。今日それが出たので、良かったですね」と、マウンド上で喜怒哀楽をさらけ出した井上に称賛を送っていた。












