キューバ出身で昨年6月に中日と育成契約を結んだペドロ・レビーラ内野手(24)がキューバ野球連盟との関係を断ち、今後はメジャー球団との契約を目指して亡命したと26日(日本時間27日)、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ氏が「X」(旧ツイッター)で報じた。

 27日に阪神戦が行われる甲子園球場で対応した加藤宏幸球団代表は「彼はコンディション不良でナゴヤ球場で(居残り)練習だったが、昨日(26日)の練習に(無断で)来なかった。電話しても出ない状況だったので、通訳が家まで行ったが、不在だった。現在も所在を突き止めるべくやっているが、今の段階では連絡が取れていない」と困惑した表情で話す。

 最後に連絡が取れたのは練習休みだった25日の午後3時半ごろという。「連絡が取れない状況なので、国内にいるのか、既に出国して海外にいるのか、その辺も含めて分からない」とし、キューバ政府には「日本の大使館を通じて連絡をしている。(愛知県)警察にも相談しています」と説明する。

 レビーラはシーズンが終わってから10月4日に出国予定で、同18日からチリの首都・サンティアゴで開催されるパン・アメリカン競技大会にキューバ代表メンバーとして参加するはずだった。しかし、ロメロ氏は「情報筋によると、レビーラは今後もキューバ野球連盟とは関係を持たず、MLBチームとの契約締結の手続きを開始するためにドミニカ共和国に到着する予定だ」と投稿している。

 中日では今年3月にも第5回WBCでキューバ代表として出場したジャリエル・ロドリゲス投手がメジャー移籍のために亡命。その際もロメロ氏が第一報を伝えていた。