WBCにキューバ代表として出場していた中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)の亡命報道が球界を騒然とさせている。
契約期間中の支配下選手が亡命する大事件。過去に立て続けに亡命騒動に見舞われたのが、中日と同じくキューバ政府と良好な関係を築いてきたソフトバンクだ。
2020年1月にオスカー・コラス外野手(現ホワイトソックス)が亡命。他球団への移籍を不可能にする制限選手とする対抗措置を取ったものの、支配下枠を要することから同年の12月に保留者名簿から外した。
さらに翌年の6月には育成選手だったアンディ・ロドリゲス投手が東京五輪の予選期間に亡命した。
ロドリゲスの亡命後、ソフトバンクの三笠GMは〝キューバリスク〟について「社会情勢上、キューバの置かれている状況で、亡命してMLBでプレーしている選手がたくさんいることも踏まえて、今後キューバの選手との契約やキューバ野球連盟との関係は、状況とともに考えていかないといけないのではないかと思っている」とコメント。
有望選手が一時期に比べて減っている面もあるだろうが、現在ドミニカ共和国などの中南米の育成外国人選手を積極的に獲得している中で、以降キューバから選手を獲得していない。
今回のWBCでキューバ代表は「復権」をかけて初めて亡命組との混成チームで戦いベスト4に返り咲いた。そんな中での亡命騒動。
NPB球団としても開幕前に突如として計算していた外国人選手が不在となるのは痛恨だ。〝キューバ離れ〟が加速してもおかしくない。











