中日の福田永将内野手(35)が18日、バンテリンドームで引退会見を行った。福田は2006年の高校生ドラフト3巡目指名で横浜高から中日入り。通算825試合に出場し、打率2割5分7厘、84本塁打、298打点を記録している。以下は引退会見での主な一問一答
 
 ――今の気持ちは

 福田 あともうちょっとシーズンはありますけど、少しすっきりしています。やりきったな、という思いが一番あります。

 ――引退を決めるにあたった経緯は

 福田 自分自身も一軍で通用しなくなっているという実感がありました。そこが一番です。

 ――17年間を振り返ってどんなことを思い出すか

 福田 二軍生活が長いので、二軍でたくさん練習した記憶が一番残っています。正直、ちょっとこれ無理じゃないかという感覚で始まったプロ野球生活でした。とにかく必死になって練習しましたけど最初の1年、2年はちょっときついな、というのが正直なところでした。そこからだんだん二軍で打てるようになってきて、試合でも守備も多少できるようになってきて、ちょっとずつ自信を持てたかなという感じです。

 ――キャッチャーで入ったことを知らない人もいるかもしれない

 福田 まず思ったのがキャッチャーじゃ無理だなと。そこから、1年目の秋のキャンプでファーストをやってみないかと言われて、内野を始めた。とにかくバットで勝負しないといけないと思ってやってましたので、試合に出れるならどこでも守るとやってきました。

 ――打撃に関してはどう思っていたか

 福田 入った時からフリー打撃だけは自信あったので、他の選手よりは多少飛ばせるかなという自信あった。そこを見て(首脳陣はコンバートを考えた)と思います。

 ――2016年から4年連続2桁ホームラン

 福田 本当にここまでできると全く思っていなかったので、できすぎです。小さいころから他の人よりは多少飛ばせたので、ホームランバッターとして自負をさせてやってきました。

 ――ここ数年はケガに苦しんだ

 福田 本当にケガばかりで、復帰しても1か月2か月でまたケガしての繰り返しだった。正直しんどかったですし、年齢も上がってくるとそういう意味での苦しさも強くなってきました。ケガしている状態で引退を決めたのでもっと打ちたいというよりは多少、気持ち的には楽になりました。

 ――引退した後は

 福田 正直、想像できないですけどね。分からないです。

 ――野球に関わっていきたい気持ちは

 福田 そうですね。できれば野球にずっと携わってやっていけたらなと思います。

 ――後輩にメッセージを残すとするなら

 福田 若い時が一番練習できる。後からやりたいと思ってもできないので、今いっぱい練習するのが一番いいと思います。

 ――後輩たちに背中で感じてほしいと思ったことは

 福田 正直、バリバリのレギュラーをとったわけではないので、他人のことを見ている余裕はなかったですけど、僕はウォーミングアップから1番になろうと思ってやっていました。それが意味があったかなかったかわからないですが、全部全力でやってきたと思います。

 ――全力でやってきたことに悔いはない?

 福田 全くないです。

 ――10月3日の最終戦で試合出場があればホームランを狙う?

 福田 それはちょっと(笑い)。狙えないです。どういう形で出るか分からないですけど、今できることをしっかりやれればと思います。

 ――ファンにメッセージを

 福田 中途半端な成績というか今イチつかみきれなかった野球人生ですが最後まで応援いただいたので、本当に感謝しています。