中日の堂上直倫内野手(34)が18日、バンテリンドームで引退会見を行った。堂上は2006年に愛工大名電から高校生ドラフト1巡目指名で入団。プロ入り17年間で通算1003試合に出場し、打率2割2分5厘、34本塁打、209打点の成績を残している。以下は引退会見での主な一問一答。

 ――今の気持ちは

 堂上 17年間、結果としては後悔はありますけど、今までの練習と試合前の準備は何一つ後悔はありません。

 ――引退を決断した経緯は

 堂上 今季始まる前から今年結果を出さないとと自分でも思っていた。最終的に決めたのは8月31日に抹消された時に決めました。

 ――家族の反応は

 堂上 自分が選んだ道なので。いつも支えてくれているし、引退すると言った時も次のステップも支えてくれるという言葉をもらったので感謝してます。

 ――首脳陣からは

 堂上 よくやったという言葉をいただいてすっきりしました。

 ――17年間を振り返って印象に残る試合は

 堂上 1番自分が思うのは2010年の日本シリーズ第5戦。絶対に負けられない試合の中で自分が初回にエラーしてそこから大量失点して、その試合を落とした。絶対ミスが許されない場面で(ミスを)してしまった自分を今でも鮮明に覚えている。迷惑をかけたというのが1番ある。いいことでいうと兄貴(中日OBの剛裕さん)と一緒にお立ち台に立てたのが最高の思い出です。

 ――後悔が残るシーンがまず頭に浮かんだ

 堂上 あれが僕の人生の大きな一つのプレーでした。若い時からひとつのミスで流れが変わると教わってきて、本当にその通りで。そのときも誰も自分を責めなかった。すごく申し訳なくて、すごく悔しい思いをした。

 ――17年間 1000試合以上出てエラーが40しかない

 堂上 当たり前のプレーもミスしてますし、しっかり準備した中でのミスだったので改善できる余地はあったかなと思います。

――お兄さんと一緒にプレーできた

 堂上 すごく幸せでしたし、兄貴も同じ選手同士でありながらすごく気にかけてくれて支えてくれた。(兄と同じ背番号63は)自分にとっては特別な背番号。最後まで付けれたのはうれしい。

 ――後悔があると言っていたがそれは

 堂上 ファンのみなさんが期待してくれた中で結果を出せなかった。そこだけは本当に申し訳ないというのもあります。結果だけは自分では決められない。自分がやれる練習や試合前の準備は自信をもってやれたが、結果は悔しい。

 ――後輩たちにメッセージを送るとしたら

 堂上 若い子たちがたくさん試合に出て、ファームにもイキのいい選手がたくさんいる。死に物狂いでチャンスをつかんでほしいなと思います。

 ――来年以降の予定は

 堂上 まだその先は考えてないです。まだ残り試合あるし、今、一軍に置かせてもらっているので勝ちに貢献できるよう準備して、シーズンが終わるまでは頑張りたいと思います。

 ――お父さん(中日OBの堂上照さん)もお兄さんも袖を通したユニホームで17年間続けた

 堂上 自分の中で特別な球団。小さいころからナゴヤドームによく見に行った。夢見てたユニホームだったのでそこで始まってそこで終われるというのは自分にとって最高の野球人生だったと思います。

 ――ファンにメッセージを

 堂上 本当に17年間たくさんの声援をいただいた。苦しい時がほとんどだったが鼓舞してくれる言葉をたくさんいただいて勇気づけられた。最後まで全力で頑張るのでそこを見てもらえたらうれしいです。