巨人・中田翔内野手(34)が15日に出場選手登録され、同日の中日戦(バンテリン)に「7番・一塁」で即スタメン。打点をつける犠飛に、マルチ本塁打と存在感を見せた。この活躍でチームは7―0の大勝を挙げた。

 2回無死一、三塁でこの日の初打席に向かった中田翔。相手先発・仲地の直球を左犠飛で1点の先制に貢献した。さらに1―0で迎えた4回。岡本、坂本がソロを放つと中田翔もその勢いに続く。二死走者なしから第2打席に入り、仲地の148キロの直球を強振。G党の待つ左翼席に叩き込んだ。

 これだけでは終わらない。4点をリードして迎えた6回二死一塁の場面。相手2番手・勝野の初球、134キロのスライダーを完ぺきにとらえ、またも左翼席にアーチを掛けた。さらに中日を引き離す2ランで悠々とダイヤモンドを一周した。

 復帰戦で今季14、15号と本塁打数を伸ばした中田翔。試合後には「最高の結果になって、チームも勝ちましたし、すごく良かったと思います」と満足感をあらわにした。

 また、抹消された時期の体調にも言及。「あの時期はしんどかったですけど」と明かす。それでも、ファンの心配を自身のバットで吹き飛ばした背番号10。「最後まで、CSがある限り、そういうチャンスがある限りね。全力を尽くしてやるだけ」と奮起を誓った。